はんな心の相談室For Those Who Are Worried

はんな心の相談室

日々に生きづらさを感じる方へ

このようなお悩みはございませんか?

ご家族との関係性でのお悩み

  • 家庭内暴力(DV)と家族の心の健康で悩んでいる
  • 親から逃げたい、親の顔を見るのがつらい
  • 親に命令されて自分の人生を決められない
  • 親に暴力を振るわれ日々おびえて生きている
  • 夫・妻(パートナー)の態度が気になり常にイライラしてしまう
  • 離婚を検討しているが可能であれば立て直したい、など

パートナーとの関係でのお悩み

  • パートナーとの関係で不安な気持ちになる
  • パートナーから行動の制限や抑制されることがある
  • パートナーから威圧や脅されることがある
  • パートナーに対して支配や権力を感じる

職場に関するお悩み

  • ハラスメント(パワハラ、セクハラ、モラハラ)により仕事ができずつらい
  • 職場での人間関係やコミュニケーションがうまくいかずつらい
  • 毎朝職場に行くことが非常に億劫で憂鬱になっている

日々の生きづらさを感じる原因

日々の生きづらさを感じる要因としては、それぞれ次のような理由が考えられます。

ご家族との関係のお悩みの要因

家族で過ごす時間は非常に長く、最も影響を受ける関係性です。
そのため、家族間における支配などの関係性が出来上がると非常に強く生きづらさを感じます。
ご家族がどのようなタイプなのかを見極め、時には離れたり、ご自身で対処が出来るようにしていき、関係性を変えていく必要があります。

支配タイプ(DV・ヒステリック)

自分の思い通りにならない場合、暴力やヒステリックなどの手段を用いて支配をしようとしていきます。
暴力が恒常的に続くようになると、子どもは抵抗をしても無駄だと悟り、無気力な人になっていきます。
また、一見良い人に見えるが罪悪感を利用して支配をするタイプもいるため、一緒にいることに苦痛を感じてしまうケースも多いです。
その後の人生での人間関係の構築が上手く行かず、人生においての大きなトラウマを刻むことになります。

発達障害タイプ

発達障害をかかえており、相手に対して無関心であったり、極度の拘りがあったりするタイプです。
親として子どもの世話をせずにネグレクトをして子どもが人間関係の構築を苦手とする人生を送ることになってしまったり、夫婦の会話に興味もなく家庭内での雰囲気が非常に悪くなったります。
無視をされ続けることで、自己肯定感が低くなっていき、相手の顔色を窺ったりびくびくしながら生活をするようになってしまいます。
発達障害の特性を正しく理解せず、対応方法が分からないままでいると、一般的な人間関係にも悪影響が出てしまい、日々の生きにくさを感じてしまいます。

職場に関するお悩みの要因

職場は、家庭の次に最も長くすごす場所です。生活の為に辛くても関係性を続けないと行けないことも多く辛いのに自分が我慢すればよいのだと、必要以上にストレスをため込む方も多いです。
上司・同僚・後輩だけでなく、お付き合い先など様々な人間がそれぞれの役割を果たす中で、関わる方のタイプなのかを見極め、時には離れたり、ご自身で対処が出来るようにしていき、関係性を変えていく必要があります。

治療方法

その生きづらさの本当の要因を理解するためにも、まずは自分のかかえている課題は何かを見極めるために、状況やご自身の感情の整理から始めます。

まずは、ご自身のおかれている環境の理解が課題解決の一歩目になります。
中には、家庭も職場(学校)の全てでも生きづらさを感じている場合もあるかもしれません。
ご家族のことが嫌いになりたくないので、無意識にかばうことなどもあり、本当の生きづらさの要因に気づきにくくなっている方も非常に多いです。

  • 問診 (初回インテーク 30分)

    生きづらさを感じている本当の要因を探ります。
    要因が分かったら、治療のテーマや進め方などを検討いたします。

  • カウンセリング ( 課題の明確化と解決)

    生きづらさを感じている要因を理解したら、解決に向けて各テーマのプロフェッショナルであるカウンセラーによるカウンセリングを実施いたします。

    解決に向けて、一定期間のカウンセリングをされる方が効果が期待できますが、本格的なカウンセリングの実施には不安を感じる方もいらっしゃいますので、一回だけのご参加でも問題ございません。

    カウンセリングを通じて、本当の課題に対して解決改善を目指していけたらと思います。

当院での治療方法の特徴

「絆愛こころクリニック」では、「はんな心の相談室」を併設しています。 これは、通常の保険診療(医師による問診、診察、薬物療法)とは、別に広く地域の方のお悩みに関して、専門の知識、技術を持った心理療法士、ケースワーカー、カウンセラーが、助言・指導(アドバイス)、心の傷つきの癒しを目的とした面接の場です。

お悩みの中には、通常の診療場面では話しにくいことを抱えている方、日々の生き方に苦しみや生きづらさを持っている方、精神科・心療内科を訪れることに躊躇がある方、カウンセリングを単独で受けたい方などを対象とした有料の相談業務です。
絆愛こころクリニック」の医師の紹介で、継続的な面接を受けることもできます。

例えば、①ドメスティックバイオレスや、ハラスメントに悩み続けている方、②子供さんの養育をめぐる保護者の方の悩み、③様々なトラウマを抱え、これからの人生をどう生きていくか、考えていきたい方、④今までの人生を振り返り、生きていく意味を模索中の方など、幅広く相談・支援を考えていく付設相談室です。

今抱えている状況や皆様の精神状態、社会的状況によっては、「絆愛こころのクリニック」での診療に繋ぎ薬物療法に繋ぐ場合もありますし、他のクリニックや病院を紹介する場合もあります。

また、活用できる法的、社会的福祉施設、役所など社会的資源の紹介をさせて頂く場合もあります。更に、継続的に面接を受けて、自己の潜在的力の回復をねらっていく場合もあります。
助言・指導(アドバイス)を行うスタッフには、①ドメスティックバイオレスや、ハラスメントに対する評価、対処法の専門家、②対人関係や生き方・生きる意味を整理していく心理療法家(精神分析的心理療法、受容共感を中心とした面接)を揃えています。お気軽に相談、電話予約をお願いします。場合によっては、ズームなどインターネットによる相談も可能です。

当院での課題解決カウンセリングのコース

心理カウンセリング/心理検査

様々なエキスパートがそれぞれのお悩みに合わせて、カウンセリングを実施いたします。
日々の生活を生きやすくするためのお手伝いをさせて頂きます。

①DV(ドメスティックバイオレンス)被害の心理カウンセリング

担当 新城 正紀
費用 6000円/ 50分

②配偶者や親しい人からの暴力(IPV)被害の心理カウンセリング

担当 新城 正紀
費用 6000円/ 50分

③いじめ・ハラスメント被害( 18歳以上)の心理カウンセリング

担当 新城 正紀
費用 6000円/ 50分

④心理カウンセリング

担当 新城 正紀
費用 6000円/ 50分

⑤ピアカウンセリング(本人・家族)

担当 杜 宙樹
費用 3000円/ 50分

心理検査 (自費)

当院では、カウンセリングのみならず、現状の理解に努めたいと言う方に検査のみの実施もご用意しております。
オンラインでも実施可能でございますので、遠方からでもお申込みいただけます。

①発達心理検査

担当 新城 正紀
費用 16000円/ 120分

②バウム

担当 平野 潔
費用 10000円

心理カウンセリング

実施日

火曜 9:00 から 17:00

心理カウンセラー紹介

ピアカウンセリング

実施日

木曜 15:00 から 17:00
土曜 11:00 から 13:00

ピアカウンセラー紹介

カウンセラー紹介

新城 正紀

公認心理師

パートナー(配偶者や恋人など)との関係やハラスメント、いじめに悩む方の相談支援を行います。
パートナーから「身体的暴行」、「心理的攻撃」、「経済的圧迫」、「性的強要」を受けた方は、精神疾患の発症や糖尿病などの慢性疾患の悪化のリスクが高くなります。
殴る蹴るなどの身体的暴力、人格を否定するような暴言や交友関係を細かく監視するなどの精神的な嫌がらせやそれによる孤立、相手に従わなければ自分や家族に危害を加えられるのではないかといった恐怖を与えるような脅迫(心理的攻撃)、生活費を渡さない、外で働くことを制限する(経済的圧迫)、嫌がっているのに性的な行為を強要すること(性的強要)などの経験に苦しまれている方はご相談ください。
私の趣味は、家族の健康のためにグリーンスムージーを作ることや家庭菜園です。
沖縄男声合唱団に所属していました。

プロフィール

  • 沖縄大学名誉教授
  • 沖縄県立看護大学・大学院元教授
  • 沖縄大学大学院非常勤講師

学歴

  • 1975年3月 沖縄県立那覇高等学校卒業
  • 1977年4月 国立琉球大学保健学部保健学科 入学
  • 1981年3月 国立琉球大学保健学部保健学科 卒業

職歴

  • 1986年4月 沖縄県公害衛生研究所研究員 (~1992年4月まで)
  • 1992年5月 国立琉球大学医学部医学科文部教官助手 (~1999年3月まで)
  • 1999年4月 沖縄県立看護大学講師 (~2003年5月まで)
  • 2003年6月 沖縄県立看護大学教授 (~2004年3月まで)
  • 2004年4月 沖縄県立看護大学(兼)大学院教授 (~2019年3月まで)
  • 2019年4月 学校法人沖縄大学健康栄養学部管理栄養学科教授 (~2023年3月まで)
  • 2023年4月 学校法人沖縄大学名誉教授 (~現在に至る)
  • 2023年4月 一般財団法人DARC大きな和 絆愛こころクリニック(公認心理師) (~現在に至る)
  • 2023年4月 一般社団法人 日本乳幼児精神保健学会理事 (~現在に至る)
  • 2023年5月 沖縄県立看護大学研究員 (~現在に至る)

資格

  • 1998年2月 博士(医学)の学位授与(琉球大学)
  • 2022年9月 公認心理師登録 (文部科学省、厚生労働大臣)

学会活動

  • WAIMH(World Association fOr lnfant Mental Hetth 世界乳幼児精神保健学会)会員
  • APA(American Psychological Association アメリカ心理学会)会員

主要論文

  • Development of an early dettction scale for intimate partner violence to occur in relationships underpower and control.Masaki Shinio,Matsuyo lnoue, Itsuko Akamine,Chieri Naka,Hideo Tanaka.Jpn J Nurs Sci.2020; e12369.© 2020 Japan Academy of Nllrsing Science 1 of 14,https://doi.org/10.1111/jjns.12369

学会発表

  • Detection and Psychological Support for lntimate Partner Violence Using DS-IPV: A Casc ofa Mother with Mental Health lssues and Children Masaki Shinjo1,2,Matsuyo lnoue1,ItsukoAkamine1,Hisami Shimonaka1,Izumi Shiina2 1Okinawa prefectural College Of Nursing,Japan; 2Hanna Kokoro Clinic,Japan,WAIMH 2024 Interim World Congress, June 5-7,2024Tampere,Finland

平野 潔

Clinical Psychologist

精神分析の創始者、フロイドの言葉に、”Wo Es war, Soll Ich werden.”という言葉があります。
ドイツ語を意訳すると、「症状や悩みを持った人が、なんと言えば良いか、あれなんですけど」と、「『Es、It それ』としか言いようがない場所に、思わぬ我(Ich、I)として生きている意味が生まれ直さねばならない(語られ直されねばならない」と言う意味になります。

ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャンの晩年の作品に、『我々はどこから来たのか我々は何者か 我々はどこへ行くのか』(われわれはどこからきたのか われわれはなにものかわれわれはどこへいくのか, 仏: D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?)という題の絵画があります。

1897年から1898年にかけて描いた晩年の絵画です。
彼が、この作品を手掛ける直前に、愛娘を亡くしたほか、家から立ち退きを余儀なくされ借金を抱えた上に健康状態も悪化するなど、失意のどん底にありました。
実際に本作を描き上げた後に自殺を決意していました。
幸い未遂に終わりました。

彼は、自分自身の画業の集大成と考え、様々な意味を持たせたと言われています。
絵画の右から左へと描かれている3つの人物群像、画面右側の子供と共に描かれている3人の人物は人生の始まりを、中央の人物たちは成年期をそれぞれ意味し、左側の人物たちは「死を迎えることを甘んじ、諦めている老女」が描かれ、生(誕生)から老いることと死までの人の一生が描かれています。

「『Es、It それ』としか言いようがない場所に、思わぬ我(Ich、I)の生きている意味が生まれ直さねばならない」と言う意味は、「われわれはどこからきたのか われわれはなにものか われわれはどこへいくのか」という人の存在根拠に「新たな人生の意味」を言葉にして発見することです。
苦しみに「意味(言葉)」が見いだされると、苦悩は半減します。
私達スタッフの仕事は、クリニックを訪れる方々が、そうした意味に到達できるように、聴き続けることです。
「弱さの中の力」という言葉は、等身大で向き合っていくスタッフの姿勢です。

略歴

  • 1957年生まれ。岐阜出身。
  • 昭和50年 広島大学教育学部心理学科入学
  • 昭和60年 広島大学大学院博士課程
  • 昭和61年 琉球大学医学部精神神経科学講座助手
  • 平成5年 医療法人豊永会飯塚記念病院パラメディカル部長
  • 平成8年4月医療法人和泉会 いずみ病院心理室長・企画部長
  • 平成29年1月 城間クリニック 常勤心理士

専門

  • (1)精神分析的心理療法(対象:個人・家族・集団)、神経症、うつ病、統合失調症、認知症、自閉症・知的障害、乳幼児・児童思春期、地域精神保健活動(包括支援センター、児童デイサービス、福祉施設など)
  • (2)心理アセスメント・臨床心理検査(投影法など)

趣味

  • 音楽鑑賞(ジャズ、クラッシクなど)
  • 切り絵

具志 美弥子

公認心理師

1976 年沖縄県那覇市生まれ

心療内科でカウンセラーとして 5 年間勤務。幅広い年代、病歴の患者のカウンセリングを受け持つ。
在籍中には被害者支援センターで相談員としての経験もあり、傾聴、受容を主体とした「寄 り添うカウンセリング」を行う。
心理師としては異例の経歴を持ち、その経 験からあらゆる立場の人にも対応するスキルがある。
得意分野は「自己理解」6年前からは、県内の料理人と小学校で味覚の授業®のボランティア活動や、様々なイベントの手伝いもしている。

趣味

  • バスケットボール
  • 料理
  • 読書
  • ドライフ

当院でのカウンセリングの流れ

STEP01
ご予約

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※WEB予約の際にWEB問診のご入力もお願い致します。

STEP02
ご来院

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STEP03
インテーク

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STEP04
カウンセリング

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STEP05
お会計

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※相談料金は、「はんな心の相談室」にお払いください。領収書を発行します

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