ご予約
まずは、こちらのホームページからご予約ください!
初めまして。絆愛(はんな)クリニック院長の椎名泉です。
この度皆様のご協力のもと、令和5年1月23日に北谷地区にて開業する運びとなりました。よろしくお願いいたします。
当院では、生きづらさを抱えての各種物質への依存、最近増えているゲームやスマホへの依存、引きこもり、うつや不安などの治療を外来及びデイケアにて行っていく予定です。
また医師だけではなく、依存症専門のカウンセラーや、ピアスタッフの看護師及び精神保健福祉士も勤務しておりますので、より深く精度の高い医療を提供することが可能です。
当クリニックは、当事者が運営し医師がサポートするという、今までに類を見ない非常に新しいスタイルのクリニックになると思います。
北谷地区にはまだ心療内科がありませんので、地域医療にも貢献出来ればと考えております。
ダルク創設者の故・近藤恒雄氏の志を引き継ぎ、元沖縄ダルク代表の杜宙樹氏と仲間たちが新たなクリニックを立ち上げます。
当事者が設立、運営し、医療人が協力するという体制です。より当事者の痛みに寄り添う優しい居場所が展開されると存じます。
椎名泉先生は、その明るさと純な感性でこの運動の意義を感受され院長を引き受けました。自己責任論、弱肉強食の社会風潮がある中で、倒れた者が又立ち上がり仲間を助け、助け合うクリニックが沖縄の風土の力を借りて誕生した事に喜びを感じています。
ご挨拶
絆愛こころクリニックのサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
一般財団法人DARC大きな和の代表理事を務めております、杜 宙樹(森 廣樹)と申します。
「生命の笑顔を 蘇らせるあなたの“人間力“の パートナー」を目指して、この度北谷町の素晴らしい環境の場所に心療内科・精神科クリニックデイケアを開業することができました。
絆愛こころクリニックは、私たちの念願ともいえるクリニックです。
そもそも私自身が薬物依存症の当事者であり、止めたいのにやめられず、助けを求めたいのに求められず人生の底を着いたと思えるほどの苦しさを経験しております。
過去の私と同じような苦しみを抱えていた方を救いたい一心で、手探りながら薬物依存の方やそのご家族、その他の依存症の方のために一所懸命出来る限りの取り組みをしてまいりました。
私たちは、依存症者が当事者として、同じ依存症者と共に生きるというところから始まりました。
様々な悩み、苦しみを抱える仲間たちに、もっと良い支援がしたくて多くの方々から教えていただきながらの日々でした。
そうした中で障害福祉というものを知りました。
支援の質を高めていく為にも素人ながら障害福祉を学び始めました。
学べば学ぶほど、苦しんでいるのは依存症者だけではないということを痛感しました。
また、地域の皆様と関わりが増えれば増えるほど、自分達のすぐ近くに、自分たちと同じように、いやそれ以上に苦しんでいるのに助けを求めることが出来ない方がこんなにも多くいることを目の当たりにしました。
「私たちは、依存症者“だけ“の支援をしているだけで良いのだろうか?」
そんな考えが、ある時から頭に浮かんでは離れず、自問自答の日々が続きました。
回復者として、当事者としてこれからの私たちは何をしていけば良いのだろう?
私たちはなんの当事者なのだろう?
そんな疑問を抱えつつ、私たちに出来る最大限の支援を続けていく中でフッと頭にある考えが浮かび、これが自分のするべきことだと感じるようになりました。
「依存症はあくまでも分かりやすい状態に過ぎない。そもそも私たちは“生きること“に困り、運よく質の高い支援を受けた経験のある当事者である。その私たちが、少しでも地域社会の皆様の役に立てるよう“生きることに困っている全ての方のパートナー“となれるよう、困っている方を私たちから見つけ出し、繋がり、最幸の癒場所(いばしょ)を提供していこう」
そんな想いを抱え、医療分野では関りが少ない中で、ご協力をいただけるように様々な先生方にお声かけさせていただきました。
ありがたいことに多くの素晴らしい先生方が想いに共感くださり、後押しもあり、また「協力しますよ!連携しましょう!」との嬉しく心強いお言葉をいただける先生方とも繋がりました。
ご縁を頂いた全ての皆様のおかげで、この度絆と愛をコンセプトのこころのクリニックを開業することが出来ました。
沖縄全土からアクセスしやすく、住み心地一位の北谷町で、海を一望の見晴らしの良いロケーション、リラックスできる内装、教会の敷地の静かな環境という素晴らしい場所が与えられました。
地域社会で生きることに困っている方の痛みを少しでも和らげるためにと一丸となり奮闘しております。
何か少しでも一つでもお役に立てることがありましたらお気軽にご相談ください。